僕らだけが知っている未来を君たちはまだ知らない――
そんなモノローグで始まる、マンガ『ヨーソロー!!―宜シク候―』は、ある零戦搭乗員の若者を主人公とした、戦時の「日常」を描いた物語。いわゆる「戦争モノ」でありながら、激しい戦闘や悲惨な光景の描写ではなく、文字通り当時の最前線にいた若者たちの暮らしを細やかな視点で捉えたこの作品は、なんとなく身近な印象を読者に与えます。
この少し変わった「戦争モノ」が生まれた背景や、当時の描写を通じて伝えたいことについて、作者三島衛里子先生に伺いました。
きっかけは祖母の死と東日本大震災の「気づき」
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まず、元々漫画家を目指したときから好きだった、水木しげるさんの戦争の描き方に衝撃を受けたことです。
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例えば兵士がワニに食われて死ぬシーンとか、ごく自然に進んでいくのがすごいなと。
‐水木さん自身、従軍経験がある方ですしね。
自分には想像もできないからこそ、余計に心に引っかかった部分で、価値観がガツンと砕かれました。
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直接的なきっかけとしては2つあって、1つは祖母が亡くなったこと。
遺品整理で若い頃の写真を見たら「娘さん」なんです。当たり前なんですけど、私の知っている祖母は「おばあちゃん」で、「娘さん」だった頃があったというのがまず衝撃で。
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それから当時の話を聞いたら、元々許嫁がいたんだけれども満州で戦死していたとか、体を壊して復員してきてたまたま結婚したのが今の祖父だったとか。
そんな映画やドラマのような話が自分の祖父母にもあったんだと思ったら、戦時中が等身大に感じられるようになったと言いますか。
‐ドラマチックな話ですね…!もう1つのきっかけというのは?
東日本大震災の経験です。あれは自分にとっては、日本国がどうなるのか、国というもののあり方が揺らぐ瞬間を疑似体験した出来事でした。
それをもとに、過去の「揺らいだ瞬間」である戦争を知ることで、「どうにかなる」と思いたかったという気持ちがありました。
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あの震災が起きたとき、被災地以外の人々の反応って大きく分けると「子どもや家族を守る」と「国や社会のシステムを守る」の2つがあったと思うんです。
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戦時中に作られた映画って、元々はメッセージ性より生活している姿を伝えるモノのほうが多かったんですよ。
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逆に最近の戦争映画のほうがメッセージ性が強いというか。
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‐「普通の日常」ですか。
例えば、「空襲の死者が何万人」みたいな話があったとき、この数字って誰が統計をとっているんだろうとか、当時の記録写真って誰が撮ったんだろうとか、そんなことを小学生の頃から不思議に思っていたんです。
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そうですね、戦時中って小学生の私が考えていたほどグチャグチャではなくて、その裏には社会生活を維持している人たちがいて。
たとえば、疎開するための電車は誰が動かしていたのか、とか。全ての人が常に恐怖におののいていたわけではなかった。
「日常」を維持していたのは誰なのか、という興味があって。
‐体験者の証言や戦争作品の中では、なかなかそういったことに出会うことがありません。
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着こなしの「多様性」
軍服と一言にいっても、資料の写真などを見ると、支給された軍服の規則の中で、様々な着こなしをしている兵隊さんを目の当たりにします。
入隊の年代や、部隊によるんでしょうか、飛行帽のかぶり方に流行があるように思えたり。制帽も、芯を抜いたりアレンジしてかぶっていたエピソードなどを聞いたりします。
‐今の高校生や大学生と変わらない年頃の人たちだったわけですからね。
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私の祖父の写真を見ても、やはりそうなんですよ。帽子を斜めに被ったりポケットにピンを差してアクセントにしてみたり。
村では「ちょっとやんちゃで粋な若者」だったようで。勝手に「大人しい真面目なおじいちゃん」の枠で見ていたものが、ガラッと変わって見えたというか。
‐そのあたりは三島先生の前作『高校球児ザワさん』とも通じる気がします。
高校球児も、皆から求められるイメージがあって、決まったユニフォームで試合をするんですが、その中でもアンダーシャツの着方や眉毛の太さとか、そういった細かいところで個性を出しますよね。
それはモテたいからとか目立ちたいからとか、ちょっとしたシャレっ気が出てるわけで(笑)。
‐たしかに(笑)。
「昔の人は真面目だ」という枠を持って見てしまうことは、彼らの多様性を潰してしまう。
それはとてももったいないことだと思うんですね。そういったことをきちんと描いていきたいなと。
2-30年前の書籍で『よもやまシリーズ』(リンク)というエッセイ集があるんですが、当時の海軍の生活などがまとまりなく書かれているんです。
戦争に対して「まとめていく」ことに作り手として私も意識が向きがちなんですが、そうではなく、もっと散らかったものであっていいと思うんですね。
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作品の世界観や、「高校野球」とのつながりへ話しが進んでいく後編は8月10日(月)公開予定です。ぜひお楽しみに!
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